デジタルメディアは難しい

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

デジタル部に異動して、この世界を学んでから3年半が経ちます。

新しい取り組みができることにワクワクしたり、

新しいネタの切り口を見つけた時にはかなりテンションが上がったり、

なんて面白い世界なんだと思う一方で

知れば知るほど、デジタルメディアは難しい。

異動した時は、PVやUUも知らない私でしたが、

GoogleAnalyticsの見方が分かるようになってくると

デジタルの世界を知ったような気になって

数字ばかりを追いかけるようになりました。

 

特にPVは収益につながる指標の一つでもあるので非常に重要視しています。

瞬間風速的にPVが上がりそうで、

取材に行かなくても記事を書けるようなネットメディアを

羨ましく思うこともありました。

ライターやネットメディアの編集者と話していると

チェックが入らないパターンが多く、

質は二の次でもいいのではないかと勘違いしかけた時期もあったのは事実。

 

でも、そうならなかったのは、

新聞記者として書くことの大変さも苦労も重みも学んでいたからだと思います。

質はとても大事。そして、新聞がそうなってはいけない。

私が急ピッチで学んだネットの言葉や分析ツールの見方は、

まだデジタルの世界の表面でしかないわけです。

デジタルの本質を分かっていない自分に気付き始めます。

大学院を受験した時のポートフォリオ

 

新聞社にいると、社内では当たり前ですが、

どんな取材が必要か、

新聞の記事のクオリティー、

紙面の商品価値、

販売網、

印刷技術、

広告の掲載方法など、

新聞業界の仕組みを知っているわけです。

だから、同じ業界の人に会うと、紙に関する話はスムーズにいくし、

分かり合えやすい。

 

でも、紙からデジタルに移ると、新聞紙の仕組みは通用しないので、

一から学ばないといけません。

どうやって記事が届くのか、

どのようにして読まれているのか、

どのように記事が流通しているのか。

お互いがその仕組みを知っているワケではないので、

話が噛み合わないということが起きます。

しかも、

デジタルメディアとしての仕組みが新聞のようにカチッとまだ確立されていません。

ネットに記事を載せれば読まれるとか、

そんなことも通用しません。

 

私はデジタルの世界に来てからの方が、

勉強しないといけない事は、断然多いし、

越えないといけないハードルは高いように思います。

 

例えば、GoogleAnalyticsのような数字のページを追いかけていても、

紙を読んでいる読者とネットの読者でなぜ意見が違うのか。

そういう疑問を持って分析するには、

技術や背景を知ることが大事になってくると考えていました。

 

やっぱり勉強が足りない。

私にはまだまだわからない事が多すぎるなぁ。

そんなことを逡巡しながら、大学院に行こうかを考え始めていました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

CAPTCHA